「チワワに予防接種って何をいつ受ければいいの?」
「接種しないとどうなるの?」
小柄で可愛いチワワですが、体が小さい分、病気にかかると重症化しやすいリスクがあります。予防接種は愛犬を守るために欠かせないケアのひとつであり、同時に他の犬や周囲への感染拡大防止にもつながる大切な飼い主の責任です。
この記事ではチワワに必要な予防接種の種類・時期・費用目安・注意点を初心者にもわかりやすく解説します。
チワワに予防接種が必要な理由
- ウイルスや細菌による感染症から愛犬の命を守るため
- 周囲の犬や人間への感染拡大を防ぐため
- ドッグラン・ペットホテル利用時に証明が必要になる場合がある
特にチワワは体が小さく免疫力が低めな子が多いため、重症化を防ぐためにも予防接種が重要です。
チワワが受けるべき予防接種の種類
① 混合ワクチン(5種・6種・7種・8種)
【目的】ウイルスや細菌による重篤な感染症を防ぐ
【種類と対象疾患(例)】
- 5種:ジステンパー、犬パルボウイルス、犬アデノウイルス(肝炎)、犬アデノウイルス(呼吸器)、パラインフルエンザ
- 6種・7種・8種:5種に加え、犬コロナウイルス、レプトスピラ症などが含まれる
【ポイント】
居住地域や生活環境(河川敷散歩が多い場合など)で獣医師と相談し、適切な種類を決めましょう。
② 狂犬病予防接種(年1回、法律で義務化)
【目的】
人と犬の命を守るための法律で義務付けられた予防接種
【対象】
生後91日以上の犬は年1回の接種が義務
【ポイント】
接種後に交付される鑑札と注射済票は、散歩時や災害時の身分証代わりになります。
③ その他任意のワクチン(必要に応じて)
- ケンネルコフ(犬伝染性気管気管支炎)
- ノミ・マダニ予防(予防薬で対応)
生活環境や利用施設によっては追加接種が必要な場合があります。
予防接種の時期とスケジュール例
子犬(チワワ)期のスケジュール例
- 生後6〜8週頃:1回目の混合ワクチン
- 3〜4週間後:2回目の混合ワクチン
- さらに3〜4週間後:3回目の混合ワクチン
- 生後91日以降:狂犬病予防接種
以降は 混合ワクチン・狂犬病ともに年1回の追加接種 が基本です。
成犬になってからの接種
- 混合ワクチン:年1回
- 狂犬病予防接種:年1回(法律で義務化)
※ 高齢犬・持病がある場合は接種間隔を調整することもあるため、必ず獣医師と相談しましょう。
予防接種の費用目安
- 混合ワクチン(5種〜8種):5,000円〜9,000円程度
- 狂犬病予防接種:3,000円前後(市区町村で異なる)
- 登録費用・注射済票交付料:3,500円程度(初回登録時)0円前後/回(自治体で登録料含む場合あり)
動物病院によって料金が異なるため、かかりつけ医で事前確認をおすすめします。
予防接種を受ける時の注意点
- 接種前:体調が良い日に接種する(下痢・嘔吐・元気がない場合は延期)
- 接種後:安静に過ごす(激しい運動・シャンプーは控える)
- 副反応の可能性
- 接種後に元気がない
- 注射部位を痛がる
- アレルギー反応(顔の腫れ、嘔吐、ぐったりするなど)
このような症状が見られた場合は、すぐに動物病院へ連絡しましょう。
まとめ|予防接種でチワワの健康を守ろう
- 予防接種は感染症予防・重症化防止・法律遵守のために必須
- 子犬期は3回の混合ワクチン+狂犬病接種を実施
- 成犬になってからも年1回の接種が必要
- 接種前後の体調管理と副作用の観察が大切
チワワの健康を守るために、混合ワクチンと狂犬病ワクチンは必ず接種しましょう。
接種スケジュールを管理しておくと忘れ防止になります。
愛犬が健康で元気に過ごせるように、予防接種をしっかり受けて準備を整えましょう。

ララ&ノエル
最後までお読み頂きありがとうございました。